パリオリンピックのスケートボードで注目されていた、14歳の小野寺吟雲(おのでらぎんう)選手ですが、予選敗退となり、決勝進出できませんでした。。
あんなにすごい技を持っていて実際に採点された技も100点満点中の93以上をたたき出すことができたのになぜ??
素人にはさっぱりわかりませんでしたので、理由をしっかりと追及したいと思います。
スポンサードリンク
金メダル候補の小野寺吟雲が予選敗退した理由①:得点の伸び悩み
スケートボードのパフォーマンスは、2種類あります。
「ラン」と呼ばれる45秒間の時間に技をできるだけ展開するものと、「トリック」と呼ばれる一回きりの技を披露する2種類です。
素人的には、それぞれの「ラン」と「トリック」で高得点を一度でも出せば、その合計点が加算されるのかな?とか思っちゃうんですが、違うんです・・・!
点数は、「ラン」の高い方の点と、「トリック」の1番良い点と2番目に良い点の3つの点数を合計した数字で争います。
ところで、この点数というのは、失敗したら0点ということがあり得るんです、、、
マジか!
「ラン」は45秒あるので、0点ということはほぼないと思いますが
「トリック」のところでもし4回メイク(パフォーマンス)を失敗してしまったら、1/3の得点を失ってしまうということなんですよ、、、!
小野寺吟雲選手はなんと、この「トリック」のところで4回失敗してしまい、つまり1回しか成功させられなかったために、得点が伸びず予選敗退となってしまったのです!
素人な大人としては、なんでもいいからボードの上に着地できる難しくなくてもいい技を1回でも披露してくれさえすれば、決勝へ進出する可能性があったかもしれないが・・・
ランの得点が80台前半だったので、トリックで90点以上の高得点を取らないといけないプレッシャーもあり、失敗に終わってしまったのでした泣
小野寺吟雲選手の得点
ラン:83.51
トリック:93.57
合計:177.05
スポンサードリンク
金メダル候補の小野寺吟雲が予選敗退した理由②:熱中症の疑い
小野寺吟雲選手は、予選後のインタビューで「熱中症っぽい感じになった」というコメントを残しています。
パフォーマンスに関しては、覚えていないということも言っていたので、充分に頭を働かせる状況ではなかったのかもしれません。
ただ、今後のことについての質問では「上手くなりたい」とただそれだけを発言するピュアなコメントにはぐっときましたね泣
声変わり前というのもあってかわいい小野寺吟雲選手でした。
オリンピックでメダルを取るために必要なこと
オリンピックでメダル、しかも金メダルを取るためには、実力はもちろん、当日のコンディション、得点に関するしたたかな戦略、観客を沸かせるパフォーマンス、とにかく総合力が求められます。
・
・
・
・
・
スポンサードリンク