「職種を変えたい」「職種を変えよう」そう思ったとしても、実際に職種を変更するときには、「本当に大丈夫だろうか?」と不安に思い悩みますよね。
私が実際にシステムエンジニア職からマーケティング職へ変更した実体験から、職種変更で悩む理由を3つ挙げ、職種を変更する際に考えておいたら良いポイントをまとめています。
ぜひぜひ一読して参考にされてください。
1.キャリア計画を立てるのが難しい
システムエンジニア職として就職した場合、当然ですが部署全員システムエンジニアですし、上司もシステムエンジニアです。
今の会社にずっと勤めれば少なくとも上司と同じキャリアになることが想像できます。
ですが、職種を変えてしまうと、自分の部署に同じ職種の人はいませんし、周りに求める職種が無い場合は自分の将来像を具体的に見ることができません。
私の場合は、システムエンジニア職からマーケティング職への転職となりましたが、会社自体にマーケティングをしている人がいませんでしたから、全く将来のキャリア像を想像できませんでした。
このような状態で、3年以内にはこのような仕事ができるようになり、10年後には収入を含めこのくらいのレベルになりたいというキャリアを描けるわけがありません。
もし、新しい職種でのキャリアを形成する計画を立てたいのだとしたら、年収ベースにキャリアを立てることがおすすめです。
実際のマーケティング職の仕事内容というのは、会社に勤めてみないとわからないところが多いからです。
2.実際に働く感触がわからない
新しい職種になったときの、1日のスケジュールはどのようなものになるか想像できるでしょうか?
おそらく、会社に入ってみてから試してみよう。
と思っていることが多いと思います。
実際にどのように働くのが想像できないことが多いと思います。
私の場合は、マーケティング職ではどのようなことをするか?正直わかりませんでした。
当然、職種を変更するのですから「やる気」だけは充分にありましたが、やる気だけで通用するのは新人さんくらいですよね。。
なので有料の教材を買って新しい職種に対応する仕事内容の勉強をしたり、実際にダブルワークとして仕事を請け負って仕事をすることで、感触だけつかむことをしました。
3.新しい職種で必要なスキルがわからない
一度でも働いたことがある職種なら、こういう場面でこのスキルがあればいい、ということがわかりますが
一度も働いたことがない職種だと、どのようなスキルが必要で、どのようなスキルがあると仕事がしやすいかわからないと思います。
私の場合、システムエンジニアでは、プログラミング言語のコーディングをすることがあると知っていて、そのプログラミング言語をコーディングしたことがあるなら、なんとなくでも仕事の内容を推測することができますが、
マーケティング職でいきなり市場調査をしてくださいと言われて、どのようなことに取り組めばいいか?なんて想像もできませんでした。
もちろん、市場調査をしない事もあると思いますが、一体何をすることになるかわからないという状態では必要なスキルも知ることができません。
基本的には求人情報に書かれている情報から仕事内容を推測する必要があります。
または、転職エージェントに確認したり面接会場にて面接時に確認するという方法があります。
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